社長の独り言 2010.05.03
弁財天例祭
私と同じ町に住む兄弟の年中行事「弁財天例祭」に
招待され、行ってきました。弁財天は通称「弁天さん」
として親しまれ、近所の人や身内の人、そして子や
孫が、事あるごとにかならず願掛けをする守り神
です。その昔、私の父 鈴木新太郎が、土地を開墾
している時、大釜でへびを傷めてしまった。
父の新太郎も巳年のため心を痛め、友人に相談した
ところ、「弁財天」を作り屋敷の守り神として奉る事に
より、商売にも自身の健康も良くなる。そんな助言か
ら「弁財天」が構築された。時は過ぎ、戦後の混乱期、
復員した長男が家業を継いだが、父の思う様には
行かず、疲労と心労がかさなり翌年の昭和22年5月3日
父新太郎が死去しました。戦後の混乱期も大分過ぎ、
世の中が少しずつ安定してきたが、家業の商売は毎年
上手くいかず遂に廃業となり、実家の土地も家も人手
にわたってしまった。
しかし「弁財天」が祭られている土地は、別の兄弟が
父の意志を継ぎ、父の命日の5月3日を「弁財天例祭」
の日と定め、今に至っています。
大前のぼり旗 は、私が昭和55年に奉納した。
と記されています、奉納から30年、例祭の1日だけ
揚がる旗の、裾糸がほずれていました。
祭典も無事に終了したが、この時期、毎年咲き誇る
牡丹やツツジが、今年の寒さで、まだつぼみです。

例祭後の宴はビックリする料理です!![]()

四角い器は(海老フライ、サザエ、など)各自の家に
お持ち帰り用です、この他に中華料理3品と飲み物
ごちそうさまでした。![]()
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