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カテゴリなし 2010.10.24

おにぎり100円

 先日 セブンイレブンに昼ごはんの調達に行きましたところ

 

おにぎり100円のポスターに引かれ、おにぎり2個とカップメン

 

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PA102559s.jpgとても、お得なお昼ごはんとなりました。ところで eye

 

日本式コンビニとしてセブンイレブン1号店が誕生したのは?

 

・・・昭和40年代後半、高度成長期が過ぎ大量生産大量消費の

 

時代を迎えていた日本。

 

それにともないダイエー・セイユーなど安さと大量供給を売りにした

 

スーパーマーケットが急成長を遂げていた。

 

そのころイトーヨーカドーは業界8位34店舗、売り上げ高825億円

 

それに対してダイエーは73店舗、売れ上げ高2200億円と差

 

をつけられていた。

 

イトーヨーカドー伊藤社長は「うちも店舗拡大路線を打たなければ」

 

と悩んでいた。「社長、私に新規事業の案があります」提案した男

 

鈴木敏文(セブンイレブン・ジャパン会長)は当時40才中途採用で

 

入社10年目の鈴木は「先日、視察でアメリカに行ったとき日本に

 

無い新しい業態を見つけて来ましたコンビニエンス・ストアと言う

 

コンビニエンス・ストアとは日本語で「便利なお店」小さな店です

 

食料品から日用雑貨まで何でも揃い、しかも年中無休営業時間

 

朝は7時から夜11時までその名はセブンイレブンと言います」

 

P9092270s.jpgアメリカ全土でチェーン展開していた セブンイレブン ドリンク・酒・

 

たばこ・日用雑貨などを販売し店舗数も全米で4千店舗以上拡大し

 

急成長していた。

 

鈴木はさらに「これだけ特化し繁盛している店には、それなりの

 

独自のノウハウがあるのでは・・・と?」  すると幹部役員が

 

「アメリカと違って日本には小売店が発展している、その数は

 

160万軒余有るそんな雑貨屋チェーンが流行るとは思わない。

 

だいたいこれから益々大型スーパーが増えようとしているのに

 

小さな店で勝てるわけが無い現場をろくに知らない素人は困る

 

などと、鈴木は現場経験が無いため、幹部役員に猛反対されたが

 

鈴木は「大スーパーと違い商店街の中にコンビニエンス・ストア

 

は共存共栄ができる、必ず必要とされる時代が来る」と熱く語る

 

社長の伊藤は鈴木の熱い想いに「かけた」!

 

鈴木はすぐにアメリカに飛び、セブンイレブンの本社サウスランド社と

 

交渉を開始した。

 

しかし相手方は強力なノルマを強要してきた。日本に2、000店舗

 

鈴木は落としどころを探った。店舗数1、200店舗で何とか合意に

 

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 8年間で1、200店舗の店舗展開のノルマです。1年に150店舗

 

の出店です鈴木は「やって見なけれゃ分からない」まず契約と!

 

これにより、イトーヨーカドーはサウスランド社と提携、一定の

 

ロイヤルティーを払う事でセブンイレブンの標章や経営ノウハウ

 

が書かれたマニアルなど独占的に使用出来ることになった。

 

P9092273s.jpgそして1973年11月20日セブンイレブンを運営する会社

 

「ヨークセブン」が設立された鈴木は専務に就任した。

 

この契約は即座に日本中に報道された。

 

 

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この記事を見た東京都に住む若い酒類販売店主が手をあげた。

 

その人 ヤマモト ケンジさんは23才。19才のとき父を亡くし

 

その時から酒店を継いでいた。ヤマモトさんはお店に来る客足

 

は少なく先行きに不安を抱えていた。

 

新聞記事を見て「これだ、コンビニエンス・ストアやりたい」

 

と妻に打ち明ける「家でこんなことが出来るの大丈夫」

 

ヤマモトさんの決意は固い「開店したい」との思いを

 

セブンイレブン本部に伝えた。

 

しかし酒類販売組合員からは「ヤマモトさんコンビニエンス・ストア

 

始めると組合やめる事になるよ、おとうさんが始めた酒屋をもっと

 

大事にしろよ」と訳わからないこと言われたが

 

ついに日本にセブンイレブン1号店がオープンした

 

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 ヤマモトさんの開店から36年の歳月

 

が過ぎ日本一のセブンイレブンに成長

 

を成し遂げた「便利なお店」に感謝!

 

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